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チェリーセージ(クリーミーイエロー)
チェリーセージ(レッド)
1、
セージ 和名 ヤクヨウサルビア
地中海沿岸原産のシソ科の常緑小低木です。
草丈は60pほどで、紫色の花が咲きます。灰緑色の
葉はやや厚めで、刺激性の芳香をもっています。

栽培のポイント
種子をまくなら春か秋です。さし木でもふやせます。
丈夫で育てやすいですが、高温多湿に弱いので、
蒸れないように注意しましょう。

利用の仕方
肉や魚の西洋料理に風味づけとして利用できるほか、
ハーブティーやポプリにも利用できますよ。

さまざまな薬用作用を持っているので、民間療法にも
用いますが、妊娠中は避けたほうがよいでしょう。

2、
マロウ 和名 ウスベニアオイ 別名 コモンマロウ
南ヨーロッパ原産のアオイ科の1年草、または2年草
です。マロウ(コモンマロウ)の仲間は、姿・形の似た
ものが少なくありません。

栽培のポイント
性質は強く耐寒性もあり、土壌を選ばないので栽培
は簡単です。ただし、移植は嫌うので直まきがよい
でしょう。株分けや、さし木でもふやせます。
草丈は100〜150pです。

利用の仕方
1日でしぼんでしまう花は、つぼみがほころんだら
摘んで野菜のフレッシュサラダに加えたり、乾燥させて
ハーブティーとして飲んでもよいです。また、葉もゆでて食べられます。葉には、さまざまなビタミンが含まれ、
野菜として炒めて食べてもよいですよ。
3、
スープセルリ 別名 オランダミツバ 別名 キンサイ
セリ科の多年草です。ヨーロッパから中国に伝わった
セロリの原種がそのまま改良されず今日まで栽培され
てきたものです。中国野菜の芹菜です。

栽培のポイント
春か秋に種子をまいて、間引きながらよい株を育て
ましょう。露地栽培では60〜100cmくらいまで伸び、
コンテナ栽培では40〜50cmくらいまで伸びます。
(注意)長雨と日照に弱いので注意しましょう。梅雨時は
根元をワラでおおって泥はねを防ぐとよいでしょう。
夏の日差しからは日よけをして守ってあげましょう。

利用の仕方
密植して軟化させた、やわらかい茎と葉は野菜として
スープや中国料理に使います。生でサラダに使っても
よいですよ。
4、
セントジョンズワート 和名 セイヨウオトギリソウ
オトギリソウ科の多年草です。茎は直立し、草丈は
30〜60cmになります。聖ジョンの日(6月24日)に
開花するということで、この名前がつけられました。

栽培のポイント
日当たり、水はけ、風通しのよいところが好きで、
とくに土壌は選ばないので育てやすいですよ。
春に種子を苗床にまいて苗を充分育ててから定植
します。

利用の仕方
乾燥させた葉と花を植物油にひたし、それを神経痛の
患部にすり込むとよいです。また、乾燥させた葉と花は
ハーブティーにして飲むことができますよ。寝つきの悪いときや、セキの出るときに効果があるようです。子供の
夜尿症にもよいようです。
5、
コリアンダー 和名 コエンドロ 
中国名 シャンツァイ タイ名 パクチー
地中海沿岸が原産地で、古代エジプト時代から利用
されてきたセリ科の1年草です。香辛料としての利用
タイ、ベトナムや中国に定着しています。

栽培のポイント
種子を春か秋にまきます。高温多湿にも強く、みるみる
繁殖します。夏に小さな白い花が咲いたあと、筋のついた
球状の果実が熟します。

利用の仕方
葉を料理に使いますが、クセのある香りは好き嫌いが
分かれます。クセのある香りも人によっては、やみつき
にもなるようです。熟した果実(種子)にはレモンのよう
ないい香りがあり、スパイスに利用できますよ。種子を
収穫したら、必ずよく乾燥させましょう。
6、
クリムソンクローバー
7、
ホワイトオニオン
8、
アニスヒソップ 別名 ジャイアントヒソップ
シソ科の多年草です。ハチが好む養蜂ハーブの
ひとつです。近縁のコリアンミントと姿形がそっくり
なので香りで区別しましょう。

栽培のポイント
種子は、春か秋にまきます。苗を購入する場合は、
茎と葉がしっかりしたものを選びましょう。湿った土地が
好きで、たいへん丈夫です。容器栽培でも育てやすい
ハーブです。コリアンミントとは、親戚同士のようなもの
なので、近くに植えると、どちらがどちらかわからなく
なるので避けたほうがよいです。

利用の仕方
乾燥葉はハーブティーにするとよいです。他に、葉は
ポプリとしても利用でき、密集して咲く花は切花やドライ
フラワーにすると見栄えがよいです。


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